皆さんこんにちは。兵庫県姫路市の建設会社株式会社エスコンストラクションです。
建設業と聞くと、まず「しんどい」「過酷」という言葉が浮かぶ人も多いのではないでしょうか。確かに建設業に実際従事している方々は、体力的な疲労や精神的な負担を感じることが少なくないと思います。しかし、建設業には「しんどい」という側面も確かにありますが、その一方で、多くの人が楽しさを感じ、やりがいを見出している職業でもあります。
今回はなぜ建設業はしんどい、きつい、大変などネガティブなイメージが先行してしまっているのか、実際働くとどのような職業かなど、建設業の魅力や大変さについて具体的な例を交えながらわかりやすく解説したいと思います.
建設業がネガティブなイメージの理由
建設業が「しんどい」と言われる理由は、業界特有の働き方、環境、文化などに原因があると考えられます。その中で主に挙げられるポイントを以下に説明します。
1. 労働環境の過酷さ
建設業の労働環境は非常に厳しく、体力的・精神的に大きな負担がかかります。
天候の影響
建設業の多くは屋外作業であり、雨風や暑さ寒さに左右されます。真夏の炎天下では熱中症のリスクが高まり、冬の寒冷期には手足がかじかむ中での作業を強いられます。また、天候不良によるスケジュールの遅れが発生すれば、後日にその埋め合わせを行う必要があり、負担が倍増します。
肉体労働
建設業は重い資材や工具を扱うことが日常的で、身体への負荷が大きいです。腰痛や関節痛などの慢性的な体の不調を抱える人も少なくありません。特に体力に自信のない若者や年齢を重ねた作業員にとっては大きな障害となります。
危険性
高所作業、重機の操作、鋭利な工具の使用など、建設現場は常に事故のリスクと隣り合わせです。安全管理の徹底が求められる一方、現場の多忙さからミスやヒューマンエラーが発生しやすいのも事実です。これにより、心身のストレスが大きくなります。
2. 労働時間の長さと不規則性
建設業は納期厳守が原則であり、スケジュールが遅れると長時間労働や休日出勤が発生します。
残業と休日出勤
天候や予期せぬ問題で作業が遅れると、その遅れを取り戻すために残業や休日出勤を余儀なくされることがあります。これが習慣化すると、疲労が蓄積し、仕事への意欲を失う原因となります。
早朝からの勤務
多くの現場作業は早朝から始まるため、通勤時間を含めると朝4時台や5時台に起きる必要があります。慢性的な睡眠不足や早起きの負担は体調不良の原因となります。
3. 人間関係の難しさ
建設現場では多くの人がチームで協力して仕事を進めるため、コミュニケーションが欠かせません。
厳しい上下関係
建設業界では職人文化が根付いており、経験年数や年齢が重要視されます。若手や新人に対しては厳しい指導が行われることがあり、これがプレッシャーとなる場合があります。特に最近の若い世代はこのような環境を「パワハラ」と感じやすく、業界を敬遠する傾向があります。
現場ごとの文化の違い
プロジェクトごとに異なるメンバーと仕事をするため、毎回新しい人間関係を築く必要があります。この適応が得意でない人にとってはストレス要因となります。
4. 賃金と待遇の問題
建設業は一見高収入に見えるものの、実際には労働環境やリスクに見合わないと感じる人も多いです。
不安定な収入
特に中小規模の企業や個人事業主の場合、天候やプロジェクトの状況によって収入が左右されることがあります。安定的な収入が得られないと、生活基盤を築くのが難しくなります。
福利厚生の未整備
建設業界全体で見れば、大手企業では福利厚生が整備されていますが、中小企業や個人事業主では社会保険や有給休暇などが不十分な場合があります。これが業界全体のイメージを悪化させています。
5. 社会的な認識の低さ
建設業は社会基盤を支える重要な職業であるにもかかわらず、「きつい」「危険」「汚い」といった3Kのイメージが根強く、若者や女性に敬遠されがちです。
過小評価
建設業がなければインフラや建物は成立しないにもかかわらず、社会的な評価は低い傾向にあります。これにより、仕事へのモチベーションが下がることもあります。
世間の偏見
「職人は学歴が必要ない」といった誤解や偏見が存在し、他業界と比較して地位が低く見られる場合があります。このような認識は新規参入者を減少させる一因となっています。
建設業は社会に貢献しやりがいを感じる仕事!
これまで述べてきたように、建設業は多くの人にとって、建設現場はハードで厳しい仕事とい
うイメージが強いかもしれません。
しかし社会の基盤を作り上げる非常に重要な業種で、他の業種では得られない大きな魅力とやりがいがあります。そんな建設業の魅力を3つの観点からご紹介します。
1. 社会を支える重要な役割
建設業は、道路や橋、ビル、学校、病院など、私たちの生活に必要不可欠なインフラを作り上げる仕事です。これらの建造物が完成することで、地域社会や経済が発展し、人々の生活が豊かになります。自分が携わったプロジェクトが完成し、それが多くの人々に利用される様子を目の当たりにすることは、他では得られない大きな達成感をもたらします。
たとえば、新しい学校の建設に携われば、その場所で未来を担う子どもたちが学び成長していく様子を想像することができます。このように、建設業は目に見える形で社会に貢献できる点が大きな魅力の一つです。
2. 多様なキャリアとスキルアップの機会
建設業界には多種多様な職種が存在します。現場での作業員だけでなく、設計士、現場監督、プロジェクトマネージャー、さらにはICTやBIM(Building Information Modeling)といった最新技術を活用する専門家まで、幅広いキャリアパスが用意されています。
さらに、建設業は資格取得やスキルアップの機会が多い業界です。たとえば、一級建築士や施工管理技士などの資格を取得することで、より高度なプロジェクトに携わることができ、キャリアの幅が広がります。経験を積むほどに専門知識が身に付き、自分の市場価値を高めることができるのも、この業界の魅力です。
3. チームワークと達成感
建設業のもう一つの魅力は、チームワークと達成感です。建設プロジェクトは、多くの専門家や業者が協力して初めて完成します。現場では、仲間と共に課題を乗り越え、目標を達成することが求められます。そのプロセスで培われるチームワークは、強い絆や信頼関係を築くきっかけとなります。
また、完成した建造物を目にしたときの達成感は格別です。自分たちの手で作り上げた成果物が社会で役立っている様子を見ることで、仕事の意義を深く実感できます。特に、大規模なプロジェクトではその達成感がさらに大きくなるでしょう。
私たちは新3Kを目指しています!
このようにやりがいもある業界ですが、他業種と比べると休みが少なかったり、給与が低いなどまだまだ改善するべきところがたくさんある業界です。
そんな建設業を変えるため私たちは様々な取り組みを行っています。
■プライベート充実
夏期(7月~8月)完全週休二日制で、休日は年間115日以上!
趣味や家族との時間も充分に楽しめます。
■免許取得費用負担
現場で必要な建設機械の操縦免許等の取得を会社負担いたします。
■県外への長距離移動はほぼなし
現場は主に姫路市内です。日々の移動時間も短く、長距離移動を伴う県外の現場はほぼありません。
■仕事の有無が景気に左右されにくい
弊社の仕事の60%は公共事業です。世の中になくてはならない仕事であり、安定性もあります。
■平均残業時間10時間以下
当社の月平均の残業時間は10時間以下です。
また、毎週木曜日はノー残業デーとしており、定時に帰れるようにしています。働き方改革に積極的な職場です。姫路市内の公共土木事業や、開発事業を中心に、業務を行っております。
まとめ
建設業は、社会を支え、人々の生活をより良くするために欠かせない仕事です。目に見える形で成果を残せること、キャリアやスキルアップの機会が豊富であること、そしてチームワークを通じて得られる達成感。建設業は多くのやりがいと成長のチャンスを提供してくれます。
もし、あなたが社会に貢献しながら成長したいと考えているのであれば、建設業界への挑戦をぜひ検討してみてはいかがでしょうか?
弊社では現在、一緒に働いてくれる仲間を募集しています。一人ひとりに合わせた丁寧な指導スタイルと、資格取得支援などのサポートにより、未経験者でも一流の技術者を目指すことが可能です。一生モノのスキルを身につけて、安定した働き方をしてみませんか? ご興味のある方はお気軽にご連絡ください。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。